【インプラント体験談】2本をインプラントにして後悔なし!デメリット・値段は?

歯も年齢とともに衰えます。

歯周病や虫歯で歯を抜くしかない、でも入れ歯にするのはイヤ!

そんな場合の選択肢に、インプラントがあります。

でも、インプラントは保険が効かないので、料金が高額。

また、手術が必要なこともあり、迷う方も多いようです。

私も過去、インプラントにするかどうか迷った一人です。

この記事では、2本インプラントを入れた私の体験談をお伝えします。

インプラントで迷われている方の参考になればうれしいです。

 

この記事はこんな方におすすめです!

  • インプラントにしようか迷っている、生の体験談を聞きたい
  • 費用はいくらくらいかかる?
  • 手術は怖くない?
  • 装着後に不具合が起きたりしない?

インプラントの体験談、2本を入れて5年後の経過

iImplant-01
インプラントのイメージ
恵比寿さんの張り子のお面
えび子
結論からいいますと、インプラントを入れて5年経過後、快適です!

 

5年前、50代で、下の奥歯を2本インプラントにしました。

歯を抜いた原因は、1本が歯周病、

もう1本は歯の根っこが割れていて、痛みが出るようになり、このままにしていては他の歯に影響が出るといわれ抜歯するしかなかったからです。

歯が割れた原因は、硬いものを噛んだりとか、歯に強い力がかかったりしたら、割れることがある、とドクターから説明されました。

 

ほぼ同時に2本をインプラントにして7年が経過した現在、不具合なし、快適です。

自分の歯のように噛めます。

痛みも一度も出ていません。

 

奥歯なので、笑ったときなど歯が見えることはありませんが、自然な歯の色は笑顔に自信が持てます。

インプラントは装着直後は舌で触れると違和感がありましたが、時間の経過とともに異物感はうすれ、今では異物感はまったくありません。

自分の歯のような感覚になりました。

インプラントに決めた理由、入れ歯の異物感に耐えられなかったから!

部分入れ歯のイメージ
部分入れ歯のイメージ

2本も立て続けに歯を失い、まだ50代

これから先、平均寿命まで生きても30年ほどある。

そう考えると、入れ歯は絶対にイヤでした。

インプラントにする前、抜けた歯に仮歯の入れ歯(両端の歯にひっかけるタイプ)を装着したのですが、ものすごい異物感でした。

仮歯をするのは、両端の健康な歯が傾かないようにするためと説明を受けました。

 

歯の間にものがはさまったような、違和感。

恵比寿さんの張り子のお面

えび子
異物感しかありませんでした!!

その異物感のまま食事をするのが苦痛で、食事するときにはこっそりはずしていました笑

 

恵比寿さんの張り子のお面
えび子
仮歯の意味、ありません・・でも耐えられなかったんです、異物感に!

 

異物感が強すぎて、おいしいものを食べてもおいしいと感じられません!!

残念ですが、入れ歯って、そういうもんらしいです泣

 

私はこのままでは絶対いやだ、と強く思いました。

今を楽しめないのでは、生きている意味が半減する。

お金がかかってもいいから、今を大切にするためにインプラントを選びました

インプラントの体験談、後悔しないために確認しておくこと

歯科医院のイメージ
インプラントの歯科医院は口腔外科、インプラント治療を掲げているクリニックを選ぶ

2本もいっぺんにインプラントにするとなったとき、まず頭によぎったのは費用の問題。

歯の状態にもよりますが、1本あたり35〜50万円くらい。

 

確認しておきたいことは、

  • 費用
  • スケジュール
  • メンテナンス
  • ドクター、歯科衛生士の技術・方針

インプラントの費用

1本あたり、35〜50万円くらいかかります。

私の場合は、レントゲン費用なども含めて1本、44万円でした。

インプラントのスケジュール

歯が抜けてもすぐにインプラントは装着できません。

骨ができるまで3〜4か月(人によります)待ちます。

長い人では半年待つこともあるそうです。

おおまかなスケジュールは以下のように、最短でも半年かかります。

抜歯 → 3か月後:骨量が再生したのを確認して手術(歯茎に穴を開ける) →2か月後:土台と骨とが癒着したのを確認して型取り→1か月後:歯を装着

メンテナンス

装着後は、数か月ごとの定期メンテナンスが必要になります。

インプラントのメンテナンス|その後、手入れ、メンテナンスが大事なわけ!

ドクター、歯科衛生士の技術・方針

インプラントは実費治療になります。

実はインプラントは歯科医にとってもうかるらしいのです。

何がなんでもすぐに歯を抜いてインプラントを勧めるような歯科医は、もうけ第一主義の可能性があります。

本当に患者に寄り添う歯科医なら、抜歯した箇所の治療法として、ブリッジ・部分入れ歯・インプラントの選択肢を示してくれるはずです。

ブリッジ・部分入れ歯の選択肢を示さずに、インプラントを強くすすめる歯科医はもうけ主義の可能性があります。

 

ドクター、歯科衛生士を全面的に信頼できるか、はなにより大切。

インプラントのように高額な手術では特に、ドクター、歯科衛生士への信頼感が大切です。

インプラントにしたほうがよい理由をきちんと説明してくれて、費用面やアフターケアについて納得できるかどうか

ふだんから信頼関係が築けているか、を確認しましょう。

インプラントは怖いのか?

歯科医
歯科医からインプラントにする理由について説明があったか、納得できるかが大事
恵比寿さんの張り子のお面
えび子
結論からいうと、インプラントの手術をむやみに怖がる必要はありません。

怖くないとはいえ、外科手術ですし、歯肉にボルトを埋め込むので出血もします。

私の場合は、ドクターも歯科衛生士さんも「怖がらなくても大丈夫!」と緊張をやわらげてくれたので安心してまかせることができました。

 

怖い、不安は、もしろあって当然です。

いかにドクターを信頼して任せられるかだと、思います。

 

手術は麻酔をかけて行われます。

手術時間は思ったより短いです。

30分程度で済みました。

 

手術着に着替えて、無菌室に入ります。

麻酔をかけられて、ドリルのようなもので穴を開け、ボルトを埋め込みます。

 

歯科医も、状態を説明しながら手術を進めてくれましたし、歯科衛生士さんもフォローしてくれましたので、不安を感じることなく手術が終わりました。

 

手術後は多少の出血があります。

お薬を出され、翌日には出血もおさまります。

外科手術なので、基礎疾患の有無や金属アレルギーなどについても事前に問診されました。

インプラント手術の実際

インプラントの手術は無菌室で行われます。

診察台よりも高級仕様の、手術台に仰向けに寝ます。

手術台ということで、ドラマで見るような煌々としたライトがついています。

口元だけに穴があいている布を顔にかけられます。

麻酔を打たれます。2,3箇所。

まもなく効いてきます。

穴を開ける箇所を再確認され、穴あけ開始。

「今から穴をあけますね。響くけど痛くありませんからね。」

ドリルでガガーーッと骨に穴をあけられている感じが伝わってきます。

穴あけは、5分ほどで終了。

「今から傷口を縫い合わせますよ。」

工程ごとに説明してくれます。

不安をやわらげてくれ、あおむけに寝ているうちに手術は終わりました。

かかった時間は、ちょうど1時間でした。

不安を取り除く説明と、安心できる声かけ、信頼関係が構築されており、コミュニケーションがあったので、不安はまったくなかったです。

インプラントの値段

口腔の状態によっても異なりますが、私の場合はレントゲン費用も入れて1本、44万円でした。

私は現金で支払いましたが、通っている歯科医はクレジット払いもOKでした。

 

44万円を高いとみるかどうかは、その人によると思います。

私は、失った歯をインプラントで取り戻し、元のような食生活、笑顔、社会生活が送れるなら相応の価値があると思いました。

ある程度の年齢になったら、自分のメンテナンスは必要です。

インプラントの値段は、自分のメンテナンス費用だととらえています。

車に車検があるように、体の定期点検で不具合が見つかったから、メンテナンスをする感覚です。

 

車検だと一度に20万円しても出しますよね。

歯と車を比べるのは適切ではないかもしれませんが、私は考え方として基本的には同じだと思っています。

もしかすると、車より歯のほうが大事です。

だって、自分の体の一部なんですもの。

 

恵比寿さんの張り子のお面
えび子
体のメンテナンスは、大事です!

一生おいしく食べたいから、多少無理をしてでも出せるなら、私は出したいと思います。

インプラントのメリットは

違和感なく自分の歯のように噛める。

第二の歯のように自然になじみ、入れ歯や部分入れ歯の違和感とは無縁。

おいしく食事ができる。

審美的にも美しくお口の健康に自信が持てる。

インプラントは体の一部になるので、会食や旅行の際も、入れ歯のように出したり外したりを気にすることなく過ごせる。

など、インプラントを入れて5年が経過した私は、メリットを享受しています。

インプラントの体験談、デメリットは?

インプラントのイメージ
インプラントは信頼できる歯科医で納得して装着することが大事
  • 費用が高い(保険が効かない) 費用は歯科医院や口腔内の状態によって異なりますが、1本35〜50万円かかります。
  • 装着するまでの期間が長い 通常でも半年
  • 定期的なメンテナンスが必要になる
  • 外科手術である

などがデメリットとしてあげられます。

 

費用の面は、工面できるならクリアーでき

装着までの半年間は、今、マスク生活なので隠すことも可能

定期的なメンテナンスも、定期的に歯科医に通う機会ととらえれば、デンタルチェックで健康維持

外科手術も腕のよい歯科医を選べば心配ないでしょう

 

インプラントにするなんて情けない、お金がかかる・・・

恵比寿さんの張り子のお面
えび子
そんなふうに思わないで、自分のメンテナンスだととらえ、前向きに考えるのが精神衛生にもよいと思います。

 

私は基本的によいほうへとものごとを考えるので、デメリットも克服できると思っています。

あなたの選択の参考になればうれしいです。