オランジーナはフランスのメーカーでシュウェップスインターナショナルリミテッド社の製品(2009年にサントリーが買収)
おしゃれなボトルとさわやかな柑橘の微炭酸飲料でロングセラーの商品です。
一方、アサヒ飲料のグループ会社が展開する高果汁の炭酸飲料、特濃シリーズ。
濃い果汁感を表現したパッケージ。
スペックが似ているこの2本を飲み比べてみました。
最後までお読みいただき、どっちもおいしいことをお確かめいただければ、と思います。
この記事はこんな方におすすめです!
- 果汁感のある炭酸飲料が飲みたい!
- 炭酸がキツいのは苦手!
オランジーナエアリーと特濃オレンジスカッシュとは?
オランジーナは、フランス生まれのおしゃれなオレンジの炭酸飲料。
炭酸で果汁が入っている飲料はこれまであまりなかったので(ちなみにファンタは無果汁)、オランジーナが世に出たときには新鮮でした。
オレンジーナは2012年、日本に上陸し、日本ではまだ歴史が浅いので知らない人もいるかもしれません。
私はスカッとしたいときに無性に飲みたくなる飲料です。
オランジーナ エアリーの「エアリー」とは「飲んだ人に軽やかな気分になってほしい」という想いがこめられています。
一方、サントリーが2023年に発売した特濃シリーズも売れ行き好調とのこと。
これまでグレープ、ピーチ、オレンジを発売しています。
今回、オランジーナ エアリーと特濃オレンジスカッシュを飲み比べしてみました。
オランジーナエアリーと特濃オレンジスカッシュ 飲み比べしてみた!
どちらもおいしい!
どっちかを選ぶなんてできません!
一口め: 一口めは炭酸のほどよい酸味がくる
炭酸の強さ: ほどよい炭酸具合で、炭酸の風味はしっかり感じられる。 飲み残しても炭酸が残っている感じ。
飲み口: ごくごく飲める
風味: ほろにがさ、奥行きのあるさわやかなオレンジの風味。ほろ苦さは、オレンジピールエキスが配合されているから。
オレンジ: オレンジを中心に、レモン、マンダリンオレンジ、グレープフルーツを配合
デザイン: パリジェンヌが街角で飲んでいそうなおしゃれなパッケージ。くびれのあるボトルは、オレンジをかたどっている。キャップの青、カラーリングも洗練されている。
※参考: オランジーナ公式サイト https://orangina.jp/
一口め: 一口めにまずオレンジの甘味がガツンとくる
炭酸の強さ: 炭酸はほとんど感じないくらい弱め 飲み残すとほぼ炭酸が抜ける
飲み口: ごくごく飲める
風味: 炭酸ジュースというよりは、オレンジジュースがベース、炭酸風味は言われなければ炭酸入りと感じないほど
オレンジ: ブラジル産オレンジ
デザイン: オレンジがはじけるシズル感のあるパッケージ、黒で表現した「特濃」のシリーズ名と、キャッチコピー「濃くておいしい」三ツ矢サイダーのロゴが攻めたデザイン
※参考:三ツ矢特濃オレンジスカッシュ公式サイト https://www.asahiinryo.co.jp/products/carbonated/mituya_tokunou_orange_squash/
オランジーナエアリーと特濃オレンジスカッシュのスペックは?
オランジーナと特濃オレンジスカッシュ、いちばんの違いは、入っている容量です。
あとはオレンジの種類。
果汁含有量も違います。
しかしながらオランジーナは12%でありながら、20%の特濃オレンジスカッシュに負けないくらいの果汁感を感じます。
12%でも十二分にオレンジ風味が味わえます。
オランジーナは数種類のオレンジを使用しているので、それらの複合効果なのでしょうか。
オランジーナ エアリー | 特濃オレンジスカッシュ | |
メーカー | サントリー | カルビー |
容量 | 420ml | 50ml |
希望小売価格 | 160円 | 160円 |
原材料 | 果実(オレンジ、レモン、マンダリンオレンジ、グレープフルーツ)、砂糖、果実繊維、オレンジピールエキス/炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK) | オレンジ(ブラジル産)、砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC |
果汁含有量 | 12% | 20% |
全体的な感想 | ほのかな苦味と奥行きのあるオレンジの風味、炭酸とのバランスも良い | 甘味の強いオレンジの風味をまるかじりしているようなジューシーさ |
取扱店 | 少なめ ホームセンター スーパー(コンビニではほぼ売っていない) | 少なめ ホームセンター スーパー(コンビニではほぼ売っていない) |
アマゾンでの取り扱い | あり | あり |
オランジーナエアリーと特濃オレンジスカッシュの歴史
オランジーナと特濃オレンジスカッシュ、どちらも買収された歴史があるのが共通するところです。
オランジーナ エアリーの歴史
オランジーナ エアリーと特濃オレンジスカッシュを販売する企業、両者には似たような歴史があります。
サントリーは20009年11月、オランジーナを製造販売するフランスのメーカー、オランジーナ・シュウ ェップス・グループの持株会社、Orangina Schwepps Holdings S.à.r.l.の株式を100%取得して、買収しました。
オランジーナは1936年、フランスで誕生した歴史ある飲料メーカーです。
サントリーの買収後、日本での販売が始まったのは2012年、日本での歴史はまだ浅いのです。
2022年には、パッケージも現在のデザインになり、より洗練された印象になりました。
※参考:オランジーナ公式サイト https://orangina.jp/
特濃オレンジスカッシュ(三ツ矢サイダー)の歴史
三ツ矢サイダーというと炭酸強めのサイダーが有名ですが、もともと三ツ矢サイダーの始まりは、炭酸水を販売したことに始まります。
その後、砂糖や甘味を加え、戦前三菱財閥がサイダーとして売り出しました。
戦前の段階ですでにこんにちのアサヒ飲料の前身である大日本麦酒株式会社が製造販売権を持っていました。
私は三ツ矢サイダーって子どものころからメーカーだと思っていたので、事実を知ってびっくりでした。
今でもそうですが、三ツ矢サイダーのロゴを目立たせるデザインは昔から変わらないので、潜在意識に商品名とメーカー名がイコールになっているのだと思います。
オランジーナエアリーと特濃オレンジスカッシュ、大人の味の炭酸飲料
どちらも果汁感たっぷりの大人の味わいの炭酸飲料。
強炭酸が苦手な人にも飲みやすく、甘ったるいだけのオレンジジュースではないほどよい甘味が、本物志向の大人に響くのではないかと思います。
ちなみに私は、近くのホームセンターで特濃オレンジスカッシュを箱買いしました。
24本で2,520円だったので、1本あたり105円。
メーカー希望小売価格は160円ですが、1本105円でお得ですね!
あまりにおいしくて1か月で消費しました〜