猫に噛まれた!病院何科?今すぐ形成外科!腫れ・痛み・内出血・だるい・しびれ【蜂窩織炎で入院した話】

猫に噛まれる!

猫も動物、ふだんはおとなしい猫でもいつどんなときに不意に噛まれるかわかりません。

猫を飼っているなら、飼い主は注意しておくほうがよいです。

私は猫を飼って5年以上が経ちましたが、先日初めて猫に噛まれました。

痛みがおさまらず病院を受診したところ、感染症と診断され入院しました。

猫に噛まれたらすぐに病院へ、形成外科を受診してください。

 

恵比寿さんの張り子のお面
えび子

この記事では猫に噛まれたときの受診の大切さと、災害時の猫の行動について書いています!

最後までお読みいただき、地震などの災害時にもあわてず猫さんと安全に避難できるよう予備知識としていただければ本望です。

猫に噛まれた!痛い!出血している!

私が猫に噛まれたのは、2024年の元旦に起きた令和6年能登半島地震のときでした。

不意打ちで震度6強の強い揺れに襲われたあと、津波警報が出たため、避難しなければと猫さんたちをキャリーに入れようとしたのです。

地震の揺れでパニックになったサバトラのオスが、捕獲したとたん暴れ出し私の左腕をガブリと噛んだのです。

「あ!!!いたぁぁぁぁぁぁ>>>>><<<<<」

噛まれた瞬間、包丁で刺されたような鋭い痛みが走りました。

 

猫を飼って5年になりますが、こんなに暴れたことも、もちろん噛まれたのも初めてでした。

しかし、今は津波に備えての避難を急がねばならず、痛いとか言ってられません。

 

その日は、噛まれた痛みも忘れるほどの地震のショックとバタバタで、痛みを我慢しながらも過ごしました。

夜になっても出血は止まらず、腫れもだんだんひどくなってきています。

翌日になっても痛みはおさまらず、患部は熱を帯びてパンパンに腫れ、救急外来を受診しました。

猫に噛まれた!今すぐ形成外科へ!血液検査の結果、入院に!

サバトラと白猫
我が家のサバトラと白猫。今回私が噛まれたのはサバトラ。サバトラはもともと警戒心が強く環境の変化への適応力が低いとされる。

結論から言いますと、猫に噛まれたときは、すぐに形成外科を受診するのが正解です。

私の場合、猫に噛まれたのが1月1日午後、病院を受診したのが翌日午後

まる1日、素人治療の消毒くらいで経過観察していたわけです。

受診と血液検査の結果、感染症を発症しているとのことで、すぐ入院になりました。

 

悪寒がして、38℃の発熱がありました。

リンパ節が痛みます。

感染症の症状のようです。

 

ドクターの診断は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)と症状名がつくもので、感染症の一種ということでした。

きちんと処置しないと、指先の神経に影響を及ぼしたりすることもある。

入院して清潔を保ち、抗生物質の点滴を入れて細菌を減らす処置をします、と説明されました。

猫に噛まれた!痛み、発熱、だるい、しびれが続く!抗生物質の点滴で快方に!

猫に噛まれた!激痛が走った後、傷は10箇所も。筋肉近くまで達しているのもあった。
猫に噛まれた!激痛が走った後、傷は10箇所も。筋肉近くまで達しているのもあった。
猫に噛まれて3日め。腫れは手の甲にまで広がりパンパンに!押すと痛く、腕全体にだるさもある。蜂窩織炎という症状。
猫に噛まれて3日め。腫れは手の甲にまで広がってパンパンに!押すと痛く、腕全体にだるさもある。蜂窩織炎という症状。その名のとおり蜂に刺されたように腫れた!

傷は全部で10箇所、筋肉近くまで達していたものもありました。

猫さんはの獲物を噛みちぎる鋭い牙(きば)を持っています。

ありったけの力で、噛まれました!

パニックになった猫さんができる最大の抵抗だったのでしょう。

腕から手にかけてパンパンに腫れ、ズキズキと鋭い痛みとだるさに見舞われました。

入院してからも腫れはますばかりで、噛まれてから3日め、ついに手の甲までパンパンに腫れが広がってきました。

腕がだるく、指先にしびれもあります。

点滴は朝昼夜の3回、1回に2時間近くかけて抗生物質を投与してもらいます。

2〜3日点滴をしてもらうと、痛みも徐々に楽になり、腫れもひいてきました。

猫に噛まれたら病院へ!放っておくのは危険!家猫でも安心できない!

猫の口の中には雑菌がたくさん棲みついていて、人間の体内に入ると、感染症を引き起こします。

受診の際、家猫かどうかを聞かれましたが、家猫であってもワクチン接種をしていても、動物は細菌や雑菌を持っているのです。

もちろん外猫や野良猫よりは、軽傷で済むのかもしれませんが、家猫だからといって噛まれても安心はできません。

 

普段はおとなしい猫でも、緊急事態にはどんな行動を取るか予測がつきません。

我が家のサバトラもまったくもってそのとおりで、普段はビビリでおとなしいくせに、だからよけいに非常時には裏目に出て、パニックになって暴れたのでしょう。

サバトラは心を許した飼い主には甘えん坊な一面がある一方

野生の性格を強く残しているため、警戒心が強く環境の変化に敏感で、環境適応能力が低いのです。

まして震度6強の激震にパニックになるのも無理はありません。

 

今回のことで、私は緊急事態のときこそ、飼い主が落ち着かなければ、と思いました。

とはいえ、緊急事態で落ち着くのは難しいのですが、飼い主ができることは、猫さんに怖かったね、大丈夫だよ、安全なところに避難しようね!と安心できる声かけをすること。

それからキャリーに入れてあげる

心のゆとりが大切だと、実感しました。

飼い主の心は猫さんに伝わります。

ただでさえ地震でパニックになっている猫さんを無理やり捕まえようとしたら、抵抗するのも無理もありません。

今回、私自身が動揺してあわてていたので、噛まれることになってしまったのです。

今後の教訓に活かしたいと思いました。

 

猫に噛まれて無事退院!その後の猫さんの様子は?

猫に噛まれて入院という珍しい入院歴を刻むことになったのですが、

入院したおかげで適切な処置が受けられけたので、無事4泊5日で退院できました。

 

さて、当のサバトラのオスは、私にベタベタ甘えて、お母さんごめんなさい><と謝ってくれました。

入院している間の空白を埋めるかのごとく、いつもの数倍甘えたさんになりました。

 

退院後は、傷の痛みもおさまり、猫さんもいつもの生活に戻り、いつもどおりに暮らせるようになりました。

猫を飼っていたら、予期せぬハプニングが起こることもありますが、傷も無事回復してひとまず一段落!

突然の出来事にも落ち着いて対処できるよう、まずはあわてないことが大事と、学びました。

 

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