在宅デザイナーになるには?収入はどのくらい?求人はどう見つける?

私は在宅でデザイン業務をしています。

もとは会社員だったのですが、定年後の未来に不安を感じ、60歳になっても好きなデザインの仕事をしたいと思いました。

なので、独立してフリーランスのデザイナーになる道を選びました。

この記事では、在宅デザイナー希望の人が仕事を見つける方法や、必要なスキル、気になる収入についてもお知らせします。

在宅でデザイナー業務、求人はどこで見つける?

在宅デザイナーは、ネットに情報がたくさんありますが、報酬・条件とも納得できるところはひとにぎりです。

たくさんのクリエイティブ募集サイトを見てきたわたしがおすすめするのは、下記のサイトです。

興味のある仕事が掲載されているなら、まずは会員登録して、応募してみることから始めるのがおすすめです。

 

  • クラウドテック
  • ITプロパートナーズ
  • キャスター
  • ジョブハブ
  • フェローズ

 

私は手当たり次第(爆・汗)応募して、単発の案件を何件も請けました。

その中から、継続した案件にめぐりあうことができましたよ〜

一昔前まではリモートといっても、週1回出社など縛り(しばり)もありましたが、現在は「完全在宅」も増えてきました。

在宅デザイナーの仕事内容、どんな案件がある?

私が在宅デザイナーとして担当した業務の一部です。

 

  • Twitter画像(ビールメーカー・学習塾・金融機関)
  • Instagram画像(化粧品メーカー・食品メーカー)
  • WEBキャンペーンバナー(食品メーカー)
  • チラシ(スタートアップ企業・学習塾・大学)
  • 展示会用パネル(スタートアップ企業)
  • フライヤー(ライブハウス)
  • GIFアニメーション(ヘルスケア企業)
  • 画像の補正・レタッチ(飲料メーカー・スタートアップ企業)

 

クリエイティブはカバーできる範囲が広いぶん、一度クライアントに気に入ってもらえれば、継続して受注できたりもしますよ〜

そのあたりはデザイナー側のコミュニケーション能力や、自己PR力営業力も必要ですね〜

顔が見えないぶんなおさら、コミュニケーション能力は大切です。

MTG(WEBミーティング)での打ち合わせも定期的に入りますが、普段のコミュニケーションはもっぱらテキストでのやりとりです。

ツールは主にchatwork、Slackを使っています。

テキストコミュニケーションの今どきマナーも身につけておく必要があります。

デザイナーの仕事が在宅に向いている理由

一人で完結できる仕事だから

デザイナーの仕事は、パソコンとネット環境があれば一人で完結できるので在宅ワークにとても向いています。

一人でできるとは言っても、クライアントの要望をくみとってかたちにするのがミッションです。

ひとりよがりのデザインではいけません。

クライアントやディレクターとのWEBミーティング(MTG)もありますので、コミュニケーション能力が必要ですよ。

やりがいがあるから

デザインの仕事は、ひとつとして同じものはありません。

かたち(WEB・紙媒体)や目的(キャンペーン用・展示会用・新規顧客獲得用など)ごとに一つひとつがオーダーメイドの成果物です。

デザインには正解がないとよく言われますが、正解がないからこそ成果物を作るプロセスにやりがいを感じます。

難しい課題をやりとげたとき達成感があります。

経験を積んでもっとスキルを磨きたい、と、向上心を持って仕事に打ち込めます。

WEBの案件が増えているから

近年は多くの企業がツイッター、インスタグラムを広報に利用しています。

更新頻度が高くなるので、インハウスデザイナーをかかえている企業でも、ツイッター更新の画像の制作まで手が回らないケースもあります。

外注したほうがコストを抑えられるという利点もあり、多くの企業がWEB画像の制作を外注に出しています。

指示書に基づいて、一人で黙々と画像を制作する在宅デザイナーの出番も増えています。

在宅で働くメリットは?

在宅でデザイナーとして働くメリットを3つ挙げてみます。

自分のペースを守れる

デザインの業務は、かたちにするまでのラフに時間をかけることが多くなります。

ラフは、机に向かってすぐに浮かぶこともあれば、他の作業をしているときにひらめくこともあります。

出勤していれば周りの目もあり、机以外の場所で構想を練ったりラフを考えたりするのも制限があります。

自宅であれば、自分のペースでアイデアが浮かぶまで単純作業をしてみるとか、雑誌をパラパラめくってアイデアの種を見つけるとかも自由です。

クリエイティブな仕事は基本、一人の方が落ち着いて仕事ができると思います。

といっても、ディレクターやクライアントからのフィードバックが届く体制が整っていますので、ひとりよがりのデザインにはなりません。

雑音に邪魔されない

出勤していれば、周りの雑音(割り込みや無駄なおしゃべり)で集中できないこともあるでしょう。

在宅ではまわりの雑音がないので、作業と自分に集中できます。

 

クリエイティブな仕事は、一人で自分の世界に入り込んで考える時間をとりたいです。

 

周りの雑音を気にせず、自分の世界に入り込めることは、在宅で働くメリットです。

会社だと自分の世界にこもることが難しい。

在宅であれば煮詰まったとき、家事や料理をすることで気分を切り替えできます。

何気ない日常からアイデアが湧くこともあります。

出勤時間がかからないので、時間が有効に使える

電車で往復2時間かかるとしたら、この時間をまるまる業務に当てることができます。

 

在宅で働くメリットを挙げましたが、会社に属さなくても自分の力で稼げる自信が持てることがいちばんのメリットだと思います。

出産、育児、介護などライフステージの変化に合わせて働く環境を選び取ることができたらいいと思いませんか?

どんな状況でも働ける、出社して働くかたちにこだわらず夢をかなえることもできるのが在宅デザイナーの強みです!

フリーランスのデザイナー、ぶっちゃけ収入はどのくらい?

企業で働くデザイナーの平均年収は、381万円です。※出典 DODA 2020/12/07

月収にすると31万円。

では在宅デザイナーの年収は?

業務量や、稼働時間によっても変わってきますので、収入は個人差が大きいのが実情です。

副業でデザイナーをしている人と専業のデザイナーとでは差があって当然ですし、経験年数によっても違います。

参考までに私の場合は、業務量によってバラツキがありますが、20万円〜27万円くらいです(月間稼働時間は、80〜100時間)。

えっ!!少ない?

週5で出社していた会社員時代と比べて、稼働時間は約半分なのですよ〜

会社勤務であれば 1日8時間労働 × 月に20日 = 160時間

のところ、わたしの場合、在宅での作業時間が 80時間なので、時間的には半分程度になります。

半分の時間で、会社員時代の面倒な人間関係がなくなったのでメンタル的にもすごぶる良い

在宅で自分のペースで仕事できる今の仕事環境がとても気に入っています。

 

ただ、フリーとしてはまだ駆け出し、今後は様子を見ながら業務量を増やしていきたいと思っています。

今の働き方は完全リモート、ディレクターやクライアント様とはリモートでやりとり

しかも、みんな神的に良い人ばかりで、人間関係のストレスまったくなし!!

わたしが望んで手に入れた在宅デザイナーという働き方は、成長できる伸びしろがあります。

在宅デザイナーの働き方のかたち、フリーランスか会社所属か

在宅デザイナーと一言で言っても働き方に種類があります。

インハウスデザイナー

企業に所属しながら、在宅でデザイン業務を行う。

フリーランスデザイナー

独立してフリーでデザインを行う。

仕事の獲得やスケジュール管理などもすべて自己責任でやります。

安定的な案件の獲得さえできれば、自分の裁量で進めることができるのでストレスの少ない働き方です。

私もこのタイプです。

副業のフリーランスデザイナー

平日は会社員、夜や週末を利用してデザイン業務を行います。

コロナ禍で注目されている働き方です。

収入の柱を複数持っておきたい、いきなり独立は難しいけど力を試してみたい。

コロナ禍で大企業が副業解禁するケースが増えており、フレキシブルな働き方として定着していくかもしれません。

在宅デザイナーに必要なスキルは?

在宅デザイナーとして仕事をするには、クリエイティブな業務のスキルが必要です。

 

  • アプリケーション:Photoshop Illustrator
  • WordPress構築・更新・入稿
  • コミュニケーションツール:chatwork Slack など
  • ビデオ会議ツール: Zoom  Skype など
  • PC環境:Mac

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