フリーランスにも人間関係は必要です。
でも会社員時代の人間関係とは根本的に違う点があります。
会社員時代は、理不尽な上司のもとで我慢して、無理やり調子を合わせてストレスたまりまくりだった人も多いでしょう。
ソリの合わない同僚と、ギクシャクしながらプロジェクトを進めなければならなかったこともあるかもしれません。
フリーランスは、そんな社内政治とは無縁になります。
この記事では、フリーランスの人間関係はどんなもので、どんな点に注意すればよいのかをお伝えします。
この記事はこんな方におすすめです!
- 会社員生活の人間関係がつらすぎて、フリーランスに転身しようかと考え中、フリーランスの人間関係ってぶっちゃけどう?
- フリーランスの人間関係を良好にするポイントを知りたい
フリーランスにも人間関係は必要!
クライアントと直接交渉する場合
フリーランスとは、所属を離れて独立することです。
会社員時代のように、誰かのもとで働くわけではないので、理不尽な上下関係はいっさいなくなります。
代表は自分なので、クライアントと直接、コミュニケーションをとる場面が多くなります。
フリーランスの人間関係は、対外的なコミュニケーションがほぼ90%。
クライアントは、仕事を発注してくれるお客様です。
お客様と直にやりとりするのですから、ビジネスマンとしての人間性が問われます。
一人の社会人として、誠実な仕事をする姿勢を見せられるか、
人間的に信用を得られるか
指示待ちではなく提案ができるか
など、人としての信用を得ることが大事です。
成果物こそが、すべて。
成果物を作り上げるまでの、細やかな気遣いや思いやり、先回りした提案などで、クライアントと良好な関係を築けるかがカギになります。
フリーランス仲間同士でチームで進める場合
あとの10%は、フリーランスが数人所属するチーム性で仕事をするケース。
私は、現在の業務スタイルで日常的にフリーランス同士のコミュニケーションが発生することはありませんが、
進捗具合によっては、リソースないのでこの案件お願いとか、ボリューム大きいので手分けして作業とか、フリーランス同士で調整することもあります。
そんなとき、お互いフリーランス同士なので、言わなくてもわかる、以心伝心的なコミュニケーションはお手のもの。
心で通じていても、それでも顔が見えない環境でお互い業務をしているので、言葉で伝えるのは鉄則です。
気遣いや思いやりなど、ほんとやりやすい、あうんの呼吸で「私のこと、見えてます??」ってくらい通じる。
ことばに思いやりがこもっている。
こんなに良い人たちと仕事ができる環境に感謝しています。
フリーランスの人間関係、信頼関係を築くためのポイント!
遅くとも、納期より半日早めに仕上げて提出する
早ければ早いほどクライアントに喜ばれます
フリーランスはリモートワークで仕事を進めるケースも多いです。
リモートワークは顔が見えないからこそ早くレスを打ち返したいです。
そうすることで、クライアントは連絡が届いているな、と安心します。
マイボールは、できるだけ早く相手に渡します。
指示されたことだけでなく、プラスアルファの提案を盛り込むのはありです。
なぜ、この提案をするのか、理由を明白にして提案しましょう。
フリーランスの人間関係、注意すべき点!
フリーランスは自分が代表なので、常に緊張感を持って業務にあたっていると思いますが、慣れてきたころに思わぬ落とし穴が待っています。
危険を事前に知っておくことで、回避できます。
信頼関係が構築されて、業務にも慣れたころに起こりがちです。
ちょっとした違和感は、必ず「違和感」としてまな板にのせ、確認しましょう!
ちょっとした違和感をスルーすると、思い込みの危険にはまってしまいます。
このくらい、という油断が取り返しのつかないことになったり、あとあと余計に時間のかかることになったりするので、ひっかかる点は必ず確認する習慣をつけます。
こちらも慣れてきたころが危険!
あくまでビジネスライクな関係でOK、プライベートは開示する必要はありません。
仕事上のおつきあいですから、公私はきちんと線引きしておきましょう。
当然のことですが、仕事をほめられたからといって調子にのるのは禁物です。
それどころか、次回はもっとよい提案ができるようにスキルを磨く向上心が大切です。
フリーランスの人間関係まとめ
フリーランスの人間関係で大切なことは、節度ある社会人として人間性を高めることです。
納期を守る、納期より早めに提出する、即レスを心がけるなど、基本的なビジネスマナーに加えて
相手を気遣う心や、リモートなら顔の見えない関係でのチャットの文面などに気遣いのことばをのせたりします。
相手がいるところ、人間関係はつきものです。
自分がされてうれしいと思うことを、相手にもして差し上げる。
相手を気遣う心があれば、フリーランスの良好な人間関係を築くのは難しくありません。
そして何よりも、緊張感を保って誠実な仕事をする姿勢が大切です。
会社員がつらいならフリーランスに転身はあり?
退職理由の上位は、人間関係の悩みだといわれています。
組織や企業には、独自の社内政治が存在しています。
人間関係の派閥や圧力など、努力しても一個人では変えられない風土はあります。
どの会社にも程度の差はあれど、社内政治はあります。
会社員時代は上から目線の上司、理不尽な関係に我慢しなければならなかったことでも、フリーランスになると自分を支配、管理する嫌な上司はいません。
理解に苦しむ社内政治や、内輪の事情に悩まされることもありません。
一国一城の主といわれるように、自分の裁量で決められる、采配(さいはい)が自分に任されている環境は、多くの人が憧れる立場です。
人に使われることに我慢の限界がきているとしたら、フリーランスに転身するのもありだと思います、一度きりの人生ですから。
しかし、稼ぐ見込みがあってのこと、まずは自分の棚卸しをしてみませんか。
フリーランスが楽しい!甘くないけど努力できる人には向いている!
フリーランスで働くことは、決して甘くありません。フリーランスは自律した事業者です。企業に雇用されているなら守られている社会保障制度や給与も、フリーランスは自分で自分を養わなけばなりません。仕事の裁量や自由度と引き換え[…]
50代女性の仕事やめどき【 辞めたい!】定年まで働く意義見出せずフリーランスに転向!
会社勤めで50代ともなると、中堅でベテラン社員という立場の一方、会社での立ち位置を迫られたり、将来への不安、定年の影もうっすら見えてくる微妙なお年頃です。このまま定年まで働くか、環境を変えるのか、ターニングポイントの年代でも[…]