フリーランス スキルなし何から始める?月30万円稼げるようになるまでやったこと【個人事業主のリアル】

フリーランスという働き方が注目されています。

フリーランスで働くにはどんなスキルが必要なのでしょうか?

収入をアップさせるにはどんなふうに仕事を進めていけばよいのでしょうか。

この記事では、通算8年フリーランスで働いているわたしが、経験を交えながらフリーランスに必要なスキルや、心がまえをお伝えします。

 

恵比寿さんの張り子のお面
えび子

この記事を最後までお読みいただければ、スキルなしでもフリーランスで稼げるようになるリアルがおわかりいただけます。

 

この記事はこんな方におすすめです!

  • ゆくゆくはフリーランスになりたいけど、これといったスキルがない。どうやって稼ぐ?
  • スキルなしでフリーランスになった5年後のリアル

フリーランス これといったスキルなしから始めた!

フリーランスになるには、WEBデザイナーや、コーダー、エンジニアなどのスキルがあればネット業界では引く手数多(あまた)です。

しかし、私はこれといったスキルを持っていませんでした。

強いて言えば、

  • グラフィックソフトである、Illustrator  Photoshop が使える
  • デザインができる
  • 画像のレタッチができる
  • WordPressが触れる

このくらいのレベルでした。

バリバリデザイナーというわけでもなく、中途半端なレベル感のデザイナーでした。

しかし、フリーランスになりたくて一念発起したので、何があってもフリーランスで収入を得る固い覚悟を持っていました。

Macを購入、アドビを契約、クリエイティブ案件をいつでも請けられるよう準備を整えました。

フリーランス スキルなしでもまずは応募しまくった!

フリーランスのスキルは積み上げていくものと心得て、まずはクラウドソーシングに応募しまくりました。

私は、クリエイティブの仕事がしたかったので、クリエイティブ案件に集中して応募しました。

キャスター

パソナ

クラウドテック

シューマツワーカー

ママワークス

ヘルプユー

フェローズ

ママさんカンパニー

この中でコンタクトがかなったのは、4社。

そのうち2社は、実際に仕事を始めてみて採算があわなかったため、こちらからお断りしました。

今でも継続してお仕事させていただいているのは、2社です。

【フリーランス仕事の探し方】個人事業主の売り込み方、在宅案件の取り方で気をつけることは?

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カレンダーとノート

フリーランスはスキルの積み上げで稼ぐ!

初めはスキルほぼなしの状態から始めて、実務の中でスキルも身につけてきたというのが本当のところです。

実務をしながら身に付くスキルは、必要に迫られて覚えるので、身に付くのも早いです。

納期のある中で、最大限のパフォーマンスを出すのが仕事。

まして個人事業主は、アウトプットに満足してもらえなければ、次はありません。

 

たとえばセミナーのバナーは、どんな世界観でどこを強調して見せれば良いか

イメージをふくらませ構成を練って、ラフを描きPCに落とし込み、仕上げる

クリエイティブならではのワクワク感を維持したまま一気に完成まで進むこともあれば

イメージが全然降りてこなくて、最後まで苦しむ案件もありました。

クリエイティブは1件1件が、一期一会。

ひとつとして同じ案件はなく、テンプレートに簡単に当てはめて作れるものではありません。

そんな緊張感のある業務環境でスキルも必然と身につきました。

 

ご縁をいただいた仕事先をがっちりつかんでおくためにも、スキルの積み上げが欠かせません。

フリーランス スキルなしから積み上げて5年で月収30万に!

そんなスキルなしから始めたフリーランス、5年間の収入をリアルにお伝えします。

 

1年め 月2〜3万

2年め 月7〜8万円

3年め 月10〜11万円

4年め 月16〜17万円

5年め 月25〜27万円

 

スタートから順調に稼げたわけではありません。

1年めは厳しく、このままお小遣い稼ぎ程度で終わりたくない、と思っていました。

2年め、少しずつ案件が増えて10万円に手が届きそうなところまできました。

3年め、伸び方は緩やかになり、もっと仕事を増やしたいと願います。

4年め、案件数が増えて、次の目標は20万というところまできました。

5年め、30万が目前になったのは、固定案件を任せてもらえるようになったからです。

固定案件強し!収入の安定につながります!

固定案件は拘束時間も発生しますが、会社員のように1日8時間みっちりというわけではないので、時間配分しながら自分の裁量で回せます。

 

このように、月2万から5年で30万を稼げるようになった私のリアルを知っていただくことで、

フリーランスで稼げるのかお悩みの方に希望を持っていただければうれしく思います。

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フリーランス ノウハウの蓄積は個人財産

フリーランスを5年やってきて、スキルの積み上げとノウハウの蓄積が財産になると感じています。

会社勤めであれば、業務の属人化は昨今廃止の方向にありますが、

フリーランスはその人にしかないスキル、その人が持っているスキルが武器になります。

個人のスキルで稼ぐということは、私にしかできない仕事をするということ。

自分で築いたノウハウは知的財産なので、安易に外部に渡さず機密にしておかなければなりません。

ただし、取引先と共同で築いたデータは、契約の取り決めにもよりますが、データは取引先に渡す場合がほとんどです。

フリーランスに必要なスキル、能力は?

自分の得意な分野とは別に、フリーランスに必要なスキルは営業力やコミュニケーション力も必要です。

なぜなら、フリーランスは会社勤めとは違い、営業も交渉も自分でやらなければならないからです。

営業力

フリーランスになったからといって、明日から仕事があるわけではありません。

仕事は向こうからやってきてはくれません。

仕事をするためにはまず、自分で仕事を取りに行く営業力が必要です。

営業力というと、会社の営業担当のように、売り込みしたりプレゼンしたりするスキルです。

クリエイティブならポートフォリオ、事務系なから職務経歴書が営業資料です。

資料を準備し自己PRができる営業力は大切です。

交渉力

営業して、そこそこ仕事をもらえるようになりました。

次にするのは、交渉です。

シビアですが、単価や価格について料金の話をすることはフリーランスではごくあたりまえです。

提示された価格に納得できなければ断る勇気も必要です。

自己管理能力

セルフマネージメントができるのは、フリーランスとしてやっていく上で必要な資質。

フリーランスは、会社員のように定時に出勤しなくてもよいから自由でうらやましいと思っているなら、それは大きな間違いです。

自宅であっても個人事務所であっても、人の監視が行き届かないからといって怠けているわけにいきません。

フリーランスはアウトプットがすべてです。

納期までにアウトプットを出さなければ即、仕事を失います。

取引先のニーズを満たせなければ、仕事を切られます。

仕事を失うとは、信用を失うことを意味します。

自分を律して仕事に取り組める人、タスク管理ができることが重要です。

責任力

自己管理能力とも重なるのですが、責任をもって仕事をする姿勢は、フリーランスにとっていちばん大切なこと。

仕事は人のお役に立つためにするのです。

求められている以上のアプトプットを提出しようと努めることです。

限られた時間・条件・範囲の中で、最大限の仕事をしようとする姿勢が大事です。

論理的思考・デザインスキル・ITスキル・文章力

プレゼン資料を作成するときに必要な論理的思考、文章力、センス

直接仕事に関わるスキルである、デザイン・IT・ライティングのスキルなど、明日からすぐ仕事を始めるためにも必須のスキルです。

これらのスキルは、変化・進化し続けていますので、常にブラッシュアップしておきましょう。

バージョンアップを忘れずに!

好きなことで稼げるか、イメージトレーニングしよう!

責任力・自己管理能力。文章力など、フリーランスとしてだけでなく、ふつうに社会人として必要なスキルだと思いませんか?

そう、会社員としてまっとうに働いていれば身に付くスキルは、フリーランスになっても引き継がれ身を助けてくれます。

ゆくゆくはフリーランスになりたいと考えているなら、会社員のうちに自分の好きなことを見つけておくことです。

好きなことで稼げるか、イメージを描いておくことが大切です。

イメージトレーニングは潜在能力に作用して、夢を実現するパワーになります。

フリーランスで押さえておくべき10の事柄

1.納期半日前を意識して!半日前から1日前には仕上げる
2.テキストでのコミュニケーションは温度感を大切に!
3.思いやり PCの向こう側にいる「人」への気づかい
4.誤解のない言い回し 「てにをは」に気をつかう
5.トンマナを合わせる
6.できませんではなくやらせてください 断るのではなくチャンスを活かす
7.謙虚になりすぎず、かつおごらず、提案と言う形で相手の求めるもの以上の成果物を出す
8.時間内はデスクの前にいる
9.案件は積極的に取りに行く
10.できないときは仲間にヘルプを、仲間が困っているときはフォローや巻き取りを

社会人の経験が、フリーランスの下地になる!

今会社員をしているなら、会社勤めで経験を積んでおくと将来何か始めたいと持ったときに役に立ちます。

会社勤めは、社会のしくみや人間関係を学ぶ場所です。

会社勤めとは社会経験の修行の場だととらえれば、つらい経験もきっと報われる(むくわれる)ときがきます。

いきなり誰でもフリーランスになるのは難しいです。

社会人での経験、つらい経験がある人ほど、経験値がアップすると思います。

スキルなしでも、どんなことをやりたいのかイメージして、フリーランスになる未来を夢見て、そしてかなえてください。